老健退所に向けて② – 時間が足りない! –
急なトラブルで、次の施設探しが一気に切羽詰まった感じになってしまったわけだけど…。営業さんの話からは、12月中に決めないとイケナイっていう。老健でのトラブル12月入ってからですよ?!間に合うの?
目次
介護施設の仲介業者から紹介を受ける
「入力したら空き情報教えてくれる電話でもくれんのかね?」とやけくそに電話番号を入力したところが、介護施設の仲介業者だったというのは前回の通り。こちらの状態・条件をぶっちゃけて紹介してもらい、見学のアポ取りまでしてくれた施設はまず2つ。
1つ目はサービス付き高齢者住宅。施設によって違うらしいけれど、「デイサービスがあって高齢者だけが住むアパート」。中には夜間の入浴やトイレ、洗濯なんかもサポートしてくれるところはあるらしいけれど、紹介してもらったところは違った。
見学しますか?って言ってくれたけど、無理そうだと思って断った。コロナ禍で他人が不要に出入りするのはよろしくないだろうと。
2つ目が「グループホーム」だった。義母は老健入所直前に認知症診断テストの点数はギリギリ認知症、生活態度は聞いている限り間違いなく認知症なので、いつでも診断書は書けますよと言われていたので対象にしたところ。
夜間もスタッフさんがいて、時折転倒を起こしたりする義母にも対応ができる。認知症の人のみが対象なので、スタッフも認知症対応に慣れている。複数のグループがあるので、人の合う合わないもグループ変更で対応することができる。近くに広めで人の少ない公園があるので、コロナ禍でも外出イベントを行えている等々。いいんじゃないの?
旦那も即決、書類をそろえる仕事
実は丁度、前々からの外出予定があったせいで見学・説明に不参加だった旦那。帰宅して早々報告すると、12月末までにという話のところで即決。すぐに電話をかけた。
「実は今日の午前中に1部屋埋まってしまったので、電話をしようとしていたところでした」
というタイミング。本当なの?営業トーク?と思いながらも、入居方向で進めてもらうことをお願いした。見学の際にもらっていた資料に「必要書類一覧」というのがあったので、年金振込通知書や年金振込通帳などハンズフリーで旦那も一緒に電話をしながら資料を見て揃えた。残るは「健康診断書」と「診療情報提供書」の2枚のみ。
そして、これが曲者。義母のいる老健は、健康診断書が特に遅いのだそう。最も遅い人で2カ月弱かかったとのことで、それでは今月中に間に合わない。とにかく老健にも電話をせねば…。
グループホームの必須条件「認知症」の壁
義母は老健入所の際に「認知症の診断書はいつでもかけますよ」と言われていたわけだけど。実際に診断書をもらったわけじゃない。あれから9ヶ月以上経過してるので、その時の話が有効なのかどうか確認の電話をかけた。すると
「期間が開いてしまったので、一度本人と面談したい」
…なんだと?!どうにかならんのかと思い、老健にも電話。老健内では健康診断はできないので、提携病院にご家族が連れて行って受ける形になる…うぇぇ?認知症については施設内でもテストは可能だが、義母は認知症と診断が出せる点数まで認知度が落ちているかに不安がある…って、えぇぇぇぇ?!
老健に入れる前から認知症だと思って検査を受けていた我々家族と違って、老健はつい最近問題行動を起こすほどになるまで認知度の低下に気づいていなかった。そのぐらい義母は体裁繕うのが上手いんだ…。割と早くから耳が遠いから、適当に合わせるのは得意だからな。口から生まれてきたトーク技術おそるべし。
とか、健康診断の遅さ以前に、一番大事な「認知症の診断」部分に問題発生かよ!
どうする?健康診断。どうなる?認知症診断。
最初の段階で施設の営業さんと老健とで話した方法は、「施設の提携病院で健康診断を受ける」&「診断書出してくれる認知症専門病院へ診断書をもらいに行く」。ってことで施設の提携病院と件の認知症専門病院に問い合わせた結果、最速が21日とのこと。
通常健康診断を受けてから検査結果が出るのに最低1週間はかかる。ってことは、最速28日?それから施設内の審査にかけてたら年内に間に合わないよね?でも、現時点ではそれ以外に方法がなかった。受け入れるしかない状況で、予約をお願いすることにした。
これで間に合うのか…?大丈夫なのか?
もし年内に入れなかったら、老健の期限が来て退所になっても行く先は我が家しかないってことになる。既に歩行器すら使えず、 車椅子仕様の施設ですら転倒してる 義母。車椅子が通れるかどうかな我が家で、どうやって生活をするのか。考えただけで吐き気がしてきた12月中旬。