老健退所に向けて① – トラブル発生 –
3月に入所してから既に9ヶ月。そろそろ退所後の事を考えなくちゃイケナイ時期に、トラブル発生…。トラブルからは逃げられない人生なのかしら💦
目次
老健の入所には期限があるってこと
入所前から知ってはいた、老健の入所期限。老健はあくまで在宅への復帰を目標にリハビリを行うことを目的とした施設。なので3か月間毎日がっつりリハビリをしてくれて自宅へ、というのが本来のルーティーンなわけだけど。
わが家の場合はとにかく1日も早く施設に入所してもらうのが目的だった。 そのために最も早く入所が可能なのが老健だったというだけ。なので可能な限り長く入所してもらって、その間に家族の心のケアをした上で日常を取り戻し、次の施設を探す時間としての老健。
入所の際にぶっちゃけちゃって、その話をしたわけだけど。それでも1年ぐらいが限度になると言われてはいた。そして9ヶ月が過ぎ、そろそろ次の施設を探さなきゃいけない。
施設が少ない地域では入所待ちが長過ぎて、老健に入所して直ぐに施設を探し始めて申し込んでも入れないことすらあると聞いたけれど、幸いわが家の近辺は施設が充実してる。「どうしてもココで!」という事さえなえれば、そんなに待つことなく入所が可能だって聞いていたので、子ども達の心のケアに時間を使えたのは幸い。
期限が近付いた今、トラブル発生で期間が短縮?!
コロナ禍の今、本当であれば高齢者施設は入退所を避けたい時期なので1年の期限に多少の猶予があると思ってた。あとで聞くと、やはりどこの施設もそういう思いはあるようで…コロナが落ち着くころに探そうかな、なんて悠長に考えてたわけ。
まぁ、それでもそろそろ探し始めるかね?なんて思いながらウダウダしていた矢先に旦那に施設から入電。他害行動があったという。これも後で聞いた話、施設は余程の事がない限り家族に連絡することはないのだという。連絡があった=即イエローカード。次に連絡が来た時には即退所の可能性すらあると…。
元々暴言の多い人ではあったので、9ヶ月も大丈夫だったことに驚いていた部分はあるけれど。今回トラブルと言うのは暴力。「つねる」行為は、私達であれば大したことではないかも知れないが、高齢者には大変なこと。痣程度でも治りにくいし、傷になってしまえば色々な感染症の心配もしなくちゃいけない。
確かにイエローカードだわ…と、悠長にしてる暇は全くなくなった12月初め。
webで施設探しは一苦労…救ってくれたのは?
わが家の優先順位は「利用料金」。多くの場合、施設の所在地が自宅から近いかどうからしいけれども、わが家は夫婦ともに車移動が基本なので関係ない。若干駅から近ければ、義母の姉妹が面会(できるようになってからね)しやすいかな?という程度。
さて探すか、と施設情報を検索できるwebサイトで見てみるけれど、たくさんあり過ぎてだんだん混乱してくる。訳がわからなくなってきた頃に空き情報がわかるという画面が出てきたので見ていくと、電話番号の入力が出てきた。空き情報がわかるならいいやと入力。結構迂闊な人ね、私。
翌日、施設の仲介を行う業者と言う人から電話が来た。わからないことを教えてくれながら、わが家のぶっちゃけ話を聞きながら条件に合いそうな施設を調べて教えてくれた。アポ取りもしてくれた。ほえぇ~という間に、翌日には見学予定が立っていたという…。餅は餅屋ってことですかね。
シビアな現状を知る説明
多少の営業トークは承知した上で。
毎年、年末というのは入所ラッシュなんだそう。落ち着いて年末年始を迎えたいということなのか?12月に入所をして、お正月に利用者が外出をして家族で食事をするというパターンが多いそうな。そして、それが過ぎると面会や外出がほとんどなくなるのも多いそう。
更に、そういう状態で年末に部屋が埋まってしまうので、年明けになるとしばらくは部屋が空かなくなるとのこと。3月入所の義母は、退所時期になっても開いている施設がない可能性が出てくる。実際、 説明を聞きに行った時には2部屋あいていたものが、翌日には既に1部屋埋まってしまっていた。
更に、入所審査のためには「健康診断書」と「情報提供書」が必須だそうで。一般的な健康診断だって、予約を入れてから健康診断の日まで数日かかり、健康診断を受けられても結果がもらえるまでに最低1週間から最大1ヶ月はかかる。特に義母が入所している老健では最大2ヶ月かかったことがあるという…。
これ、間に合うのか?