PTAやってみた – 学年委員編①(選出) –

巷で色々言われるPTA。春になると話題に上るPTA。みんな嫌がるPTA。ならやってみたらわかるんじゃん?PTAに足突っ込んで4年間、私の努力と苦労も含めて記録。人物を特定できないためだけのウソぐらいはつくかも?


子どもの学校のPTAルール

私の子どもが通っていた小学校のPTAルールは

  • 子ども一人につき1回は学年委員を担当
  • 世帯で1回は支団の委員を担当

とりあえずはこの2つ。毎年必要な人数と、子どもの人数で9割以上の人が6年間中1回やると丁度良い計算で毎年設定していたらしい。ってことで、子どもが3人いるわが家では4回ってとこかなと覚悟はしていたわけ。で、どうせやらなきゃいけない可能性が高いなら、早いうちに立候補して終わらせちゃおう!…というのはみんなが思う事だった。

なんでって、当時6年生は卒業が控えてる学年なわけだから、「卒業対策委員」という役割が追加であるのね。PTAからの卒業記念品だったりとか、謝恩会の保護者出し物とかを仕切る係。その分負担も増えると考えて、みんな避けたがるのよね。そのうえ学年委員長は卒業式で何か言わされると来ちゃ…💦

それから更に各学年の委員さんを担当ごとに分ける。ベルマーク委員とか、バザー委員とか、体育委員とかね。で、1~6学年の担当さんが集まって学校全体のイベントを行う。バザーとかも全学年にバザー担当さんがいるので、学級懇談会でクラスごとに周知とかがしやすくなってる感じ。


PTA本部と、学年委員の決め方

原則は立候補よ?子どものために頑張ります!って人いませんかー?ってね。だけど、特に本部なんてなかなか立候補がいるわけない。今時ほとんどの世帯が共働きなわけで、小学生なら習い事があったり、病院があったり、なんたって保護者も忙しいったらありゃしない。ってことで、本部は口コミでネゴ(笑)

とにかく何とかやってくれそうな人を探して声をかける。もちろんメリットがなきゃってことで、本部をやったら学年委員と支団委員はやらなくても良いよーってだけなんだけど。本部は任期が3年あったから、子どもが2人いれば年数は同じ。3人いれば1年減るよ?っていう事で、子どもが3人いる私は素敵なターゲットです😨

学年委員は、学校のルールで書いた通り「6学年は避けたい!」という思いから1~5年生は立候補で埋まってたね。立候補だけで定員オーバーして、ふるい落とすための抽選会が開かれるという人気っぷり。そして6学年は「対象の子どもの学年で一度もやったことがない人」からくじ引きでございます。

いや、もちろん立候補がいれば立候補は優先されますけどね。滅多にいないけど…。


まめ吉がPTAに関わるはじめの一歩

もちろん子どもが3人もいるわけなので、4回4年間ぐらいやっていておかしくないわけだけども。何事も最初が肝心よね!

長男の時には6学年を避けるように毎年毎年学年委員の抽選会に応募していたわけですけども、見事に全敗。そして6学年の残りから全員抽選で見事当選という、とても残念な始まりでした。そんな気はしてたんだ。子どもが保育園の頃からそうだったの…。当選確率1割以下なのに2回も引いたぐらい「持ってる」のよ…そういう運。

ってことで、次は何の担当します?っていうのを決めなきゃいけない。学年委員長は卒業式に何か喋らなきゃいけないからみんな避けたい!だからこそ長が決まらないことには別の担当は決めませんと本部さん言われ、場は混乱に…。

と思ったら、卒業式だけが問題ならやっても良いよ❓という本部さんで同学年のお子さんがいる人からの申し出が。じゃあってことで当時数少ない貴重な専業主婦だった私が長に収まりまして(笑) そこからはスムーズにみなさん各担当を決めて、連絡先を交換したりね。

例年決まらず嫌な気持ちのまま始まる6学年委員も、早期に問題個所をクリアにさえしてしまえば、雰囲気は悪くならずに済むので!「ありがとう」の気持ちでまとまりも良くなるのを狙いました。きっと本部の卒業式担当申し出も同じだったんじゃないかと勝手に想像。


学年委員長として最初にやったこと

当選しちゃったメンバー全員集まって担当決めをしたりするわけなんだけど、その時まずは自己紹介したのね。やっぱり聞いていると仕事を持っている人ばかり。基本は各担当委員会の作業になるわけだけど、どうしたって学年でやらなきゃいけないことはある。集まって決めることもある。

それなら!と、全員がスマホかパソコンを持っていることを確認してSNSを使わないかと提案。全員の電話番号さえわかればSMSで連絡は取れる。私が自宅に帰ってから環境を作って全員を招待して、SNSで話し合いができる環境を作ったわけ。

これなら仕事があっても集まりを最小限に抑えられるんじゃないかって算段。仕事を休まなきゃいけないっていう心の負担の軽減ですな。

あとは、何となく雑談だろうが何だろうが、話しやすい雰囲気を作ること。恥ずかしいとか、ちょっと言いにくいとかあると話し合いにならないからね。委員とは関係ない学校のイベントの話とか相談なんかもできちゃう空気感。ここまで環境整備。


PTAの問題点を考える

自分も含めて、なんでみんなやりたくないの❓ってことよ。

共働きが当たり前の中、「お父さん」じゃなくて「お母さん」の参加が標準仕様なの。少なくとも私が担当した時の学年はそうだった。全員「お母さん」。ってことはね❓PTAに参加してる人が家事・育児・PTA全部を担ってる可能性が高いんだなって思ったのよ。

それでも中学校を目前にして、これから更に子どもにかかるお金が加速する時。仕事も休み過ぎれば職場での立場とか悪くなるケースもあるだろうしね。実際自分の職場は結構シフトゆるいんだけど、流石に休みのお願いが続くと嫌な顔される😢

あとは口コミ怖いよね。「私の時は〇〇だった」とか「昔〇〇ってことがあったらしいよ」なんて不安要素の口コミって結構ある。夜遅くまで残ったとか、休みの日が〇日つぶれたとか、こんなトラブルがあったとかさ。実際やってみなきゃわからないし、改善できることだって沢山ある。

「嫌なものだ」っていう先入観かなぁって思う。世間で色々言っていたり、口コミだったり、親の話だったり。そういう先入観でなくて、「どうせやらなきゃいけないなら、どう楽するか、楽しむか」でいいんじゃない?って思うんだ。実際そうだったしね。

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