更年期障害から広がるトラブルが大き過ぎて入院寸前!

去年の夏に更年期障害と診断され、漢方薬を処方されてから10ヶ月ぐらい経ったかな?その間、漢方が落ち着いたかと思いきや…。これは何?更年期障害の続きなの?それとも別の病気が見つかるの?


38℃を超える発熱

漢方薬を飲んでも、生理前になれば37.3℃程度の体温は出てたのよ。なので職場にも「更年期障害なんです~」で他の自覚症状がなければ出勤できてた。さすがに37.5℃を超えるようだと休んだけれども、ある週末微熱程度なのに身体がまともに動かせず、翌日には38℃を超えた。そして下がらない。

体中どこが痛いかわからないぐらいアチコチは痛いし、重くて動けないし、頭は全く働かない。味もわからない。今度はガチでコロナなのか?と不安になりながらかかりつけの病院へ連れて行ってもらった。

今まではコロナじゃないことを確認するための肺のレントゲン&炎症反応検査だけだったのだけれど、今度は「何となく違いそうだけど、念のためPCR検査しましょうか」だって。あ、まだ違うっぽいんだとホッとしつつも、少し怖いなと思いながら検体採取。結果は翌日夕方以降だという。検査結果が出るまで家族は自宅待機。

全身の倦怠感と止まらない眠気に、丸2日寝たり起きたりを繰り返しながら結果の電話を待ち翌夕方。病院からの電話でPCR陰性と言われた。…じゃぁこの熱と体調不良は何なのか。原因がわからないってことで、逆に不安要素が増えたなと思った。


頭の回転が強烈に悪い?脳にも影響が?

仕事中、いつもなら理解していた作業が理解できなかった。同僚に聞かれて説明が出来ず、あれ?あれあれ?…気づくと普段分かりきっていることが、いくつもわからず立ち往生することが増えていることに気づく。先日の発熱がまだ影響しているのか?まだ体調不良の影響が続いているのか?

ふと旦那に「最近バカになった気がするんだよね」と仕事中の話をした。すると脳に何か問題が出ているのではないかと言い、そのまま脳神経外科へ行くことに。そんな急に?とは思ったが、脳だったら少しでも早い方が良いと。確かにね。

近場の脳神経外科へ行き、事情を説明してCTを取った。確かに気になる症状はあるから、自覚している症状からかなり多くの種類の血液検査もすることになった。いくつかはその日のうちに結果を知ることも出来るという。思考能力がほとんどなく、ぼーっとしながら結果を待つが結果は限りなく白。今日中には出ないものは後日となったが、そちらも白。しいて言うなら血糖値が低いぐらいだと。

諸症状が低血糖が原因の可能性もあり、低血糖が原因だと危ないとのことで精密検査をするように言われた。とにかくただぼーっとしているので何を言われているのかよくわからなくて、紹介状をもらって精密検査をしに行くんだなぁという事だけ理解した。旦那がいなかったら、多分このまま終わってたのだと思う。


精密検査はブドウ糖負荷検査&膵臓

精密検査というのは、どうやら血糖値の推移を検査するためのブドウ糖負荷検査と、インスリノーマを疑っての膵臓のCTとのこと。

共に絶食は良いとして、ブドウ糖負荷検査は水分なし、造影剤を使用してのCTは水分をしっかりと摂ってからとのことだった。そこだけ共存できない条件だったけれど、時間をかけて数値を測るブドウ糖負荷検査を優先して水分なしでの造影剤。若い頃にも造影剤使って何も問題はなかったので不安はなかった。

造影剤のためも含めて、何度も採血するので血管の負担も痛みも繰り返しつらいよね?ごめんね?大丈夫?と言われながら検査を続けた。徐々にいつものように倦怠感と眠気が出てきて、待合室の椅子に立ち座りすることもしんどくなってきてた。

ブドウ糖負荷検査は、ブドウ糖を摂取してから30分毎に血液検査をする必要があるとのこと。そのため最初に造影CTを取ってからブドウ糖摂取。採血して、甘すぎるサイダーを飲んで、30分待合室の椅子で待機して30分後にまた採血を繰り返した。


強烈な片頭痛、意識が遠のく

全部で5回の採血。4回目には寝ているところを起こされて、軽く支えられながらの移動だった。5回目になると、移動自体もつらく、しっかり支えてもらわないと不安に。この辺から頭痛を感じ始めた。そして最後の採血が終わると、ものすごい速さで頭痛が悪化し涙が出てくる。「大丈夫?迎えに来てもらった方が良いね?ご家族に連絡取れる?」

震える手でなんとかLINEを送るけれど、状況的にすぐに来るのは難しそうだった。ありがたいことに看護師さんが処置室のベッドで休んでいて良いと言ってくれたので、遠慮なく寝かせてもらうことに。その間も頭痛は悪化していく一方。光がまぶしいので電気を消してもらい、のたうち回りながら横になっていた。

そのうち吐き気が出て、袋を顔に添えてもらったあたりでは、もう意識は大分薄くなっていた気がする。声をかけられているのは分かる。でも返事は出来ない。頭が痛いのに身体が動かない。聞こえる声が増えてきて、腕に何かされ、ベッドが動いた。後から聞いたら、また採血をしたりCTを撮ったりしていたらしい。

気が付いた時には、旦那が横に座っていた。予定検査後にした検査結果も特に問題はなさそうだけれども、あまり体調がすぐれないようなので入院していくかと聞かれた。その方が良いと思いますという事だったけれど、自宅に帰ることを選んで帰宅した。そして医者から解熱鎮痛剤で様子見をと言われていたので解熱鎮痛剤を飲んで、とにかく寝た。


結局なんだったのかと言えば「更年期障害」?マジで?

正確には、低血糖を起こしていたのは「低血糖スパイク」の可能性大とのこと。急激に沢山のブドウ糖を摂取すると、血糖値の急激な上昇が起こる → 膵臓が慌ててインスリンを過剰分泌 → 大量のインスリンのせいで低血糖ってこと。確かに覚えがある…。

極端な眠気や倦怠感などについても、ブドウ糖負荷検査で調べた血糖値とインスリンの値には全く異常がない。膵臓の造影CTも特に異常がない。考えられるのは別のホルモン系か(甲状腺や女性ホルモン)、精神科領域(自律神経系)ではないかと。

ホルモン系では甲状腺の血液検査結果も特に問題がないので、どちらかと言うと婦人科系の更年期障害を疑うのが妥当な気がするので、これ以上検査をするなら①婦人科②精神科で調べてみると良いのではないかとのことだった…恐ろしいな、更年期障害😨

40代後半ホルモンバランスを崩しやすいお年頃の女性は、更年期障害で色んなもん狂ってくるらしいぞ。マジか。多少覚悟はしてたけど、ココまでとは思わなかったってばよ…。入院するかどうかの検査までして…更年期障害……💦

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